覚せい剤
常習犯の症状と実態

覚醒剤の常習犯(慢性中毒者)には、幻覚や激しい被害妄想などの「覚醒剤精神病」、急激な体重減少や歯・皮膚のボロボロな悪化といった深刻な身体的変化が特徴として現れます。

1. 精神症状(覚醒剤精神病)

長期間の反復使用により、統合失調症に酷似した精神障害が定着します。

  1. 激しい被害妄想: 「警察に追われている」「誰かに命を狙われている」「監視カメラが仕掛けられている」と強く確信するようになります。
  2. 様々な幻覚: 誰もいないのに自分を非難する声が聞こえる「幻聴」や、空間に虫や影が見える「幻視」が起こります。
  3. 蟻走感(ぎそうかん): 「皮膚の下を虫が這回っている」という不快な触覚の幻覚に襲われます。
  4. 感情の激変: 些細なことで激怒する、情緒不安定、自制心の喪失、急な狂乱状態などが見られます。